ナイトブラを着けると乳がんになるって本当!?研究結果は?

ナイトブラをつけると、乳がんになる!なんて噂を聞いたことはありませんか。
一日中ブラジャーをつけていると、体に悪いかも・・・なんて感じてしまう方も多いはず。

ナイトブラをすると乳がんになるの?
その噂についてせまってみました。

ナイトブラをつけると乳がんになる理由

結論から言うと、ブラジャーと乳がんの関係は、がんの知識の浅いライターが1995年に書いた本の内容
がんの研究をしているがんセンターでは、2014年にブラジャーと乳がんの関係性を論文の中で否定しています。

長年の研究でわかったことではないので、本当に都市伝説レベルの内容で間違いないでしょう。

ナイトブラよりノーブラの方が乳がんにならない?

そもそも、ナイトブラを着けると乳がんになるのではなく、ブラジャーをつけすぎると乳がんになるという本が出たのが始まり。

乳がんの話だから、アメリカでがんを研究している人や医者が論文で発表したのでは?
なんて想像をしているのかもしれませんね。

しかし、ブラジャーと乳がんの関係性について、述べているのはただのライターなんです。
1995年に米国のシドニー・シンガー&ソマ・グリスメイジャー夫妻が執筆した『Dressed to Kill:The Link Between Breast Cancer and Bras』の中に書かれています。

何十年も研究してわかったようなことではなく、単に自分の考えを述べただけにすぎません。

その本の中では、アンケートの結果、12時間ブラジャーを付ける人は、乳がんの発症率が25倍。
24時間ブラジャーを着ける人は、乳がんの発症率が125倍という結果が報告されています。

この本の著者は、ブラジャーをすることでリンパのめぐりが悪くなり、リンパにたまった発がん性物質がたまることでがんになる。
という説を唱えました。

日中はブラジャーをなかなか外すわけにはいけないですよね。
なので、ナイトブラをすると24時間つけることになるので、乳がんになるという説があるのだと思います。

24時間ブラジャーをしていると乳がんになるなら、ナイトブラをやめなきゃ!と思いますよね。

2014年にブラジャーと乳がんの関係性を否定する研究結果を発表

2014年には、米フレッドハッチンソンがん研究センターのチームが、ブラジャーと乳がんの関連を完全に否定する本格的な研究結果を米医学誌「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention」(電子版)の2014年9月5日号に報告

(1)1日にブラジャーを着用する時間
(2)1週間にブラジャーを着用する日数
(3)ブラジャーのアンダーワイヤーの有無
(4)ブラジャーのカップサイズ
(5)アンダーバストサイズ
(6)ブラジャーを着け始めた年齢
(7)人生でのブラジャーの着用パターンの変化

上記の内容で、調査をした結果、ブラジャーと乳がんの関連はないと発表しています。
きちんとした論文での内容なので、間違いなくこちらの方が信憑性が高いでしょう。

根拠もなく、ブラジャーをつけたままだと乳がんになる!?と煽っている記事があれば、注意しましょう。

ブラジャーと乳がんとの関係性についてより詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

参考 ブラジャーを長く着けると乳がんになるってホント?J CASTニュース

ナイトブラをしても乳がんにはならない

ナイトブラやブラジャーを着けたまま寝ると、乳がんの原因になるという研究結果はありません。

だからといって、サイズの合わないものや苦しくても無理に着け続けると、体調を崩してしまう可能性はあります。
何事も無理をせず、ほどほどにするのが健康や美容の秘訣です。

誰でも乳がんになる可能性はあるので、これを機に検診などをぜひ受けてみましょう。

「このまま乳がんになったらどうしよう・・・」とナイトブラをつけて、不安になっている人もいるかもしれません。
そんなことないよと励ましてあげられるといいですね。